知っておきたい看護師がクリニックに転職するメリット

クリニックとは入院施設がない、または19人以下の入院施設がある医療施設のことを言う。業務内容は、主に外来患者の診療補助がメインだが、スタッフの人数が限られているクリニックでは、問診以外にも診察室の清掃や受付に電話対応、医療機器の洗浄や消毒に、患者さんへの検査説明や治療補助など、オールマイティーにこなさなくてはいけない場合もある。また、クリニックは診療内容によって患者さんへの対応や仕事内容が変わってくるので、自分のスキル対応が出来るクリニックを選ぶ必要がある。
クリニックは日勤だけで働けるところが一般的で、夜勤がないため、プライベートな時間を持ちやすい。スケジュールも立てやすく、生活リズムが狂わないので体力的にも楽に過ごせるため、子育て中の人でも家庭と仕事を両立しやすいといえる。ただ、クリニックの専門診療以外の仕事が少ないので、看護師スキルも専門分野に特化したものに限定される。人数が限られているクリニックでは有給休暇を取りにくく、アットホームなだけに人間関係が親密になる。また夜勤がないことから、自然と給料も減少する。
そんなクリニックに転職するには、求人を見つけたらすぐに応募する対応が取れるようにしておくと良い。なぜなら競争率が高いので、迷っているうちに埋まってしまう可能性があるからだ。エージェントなどを利用して、自分のライフスタイルに合わせた勤務内容のクリニックを、効率良く探せると良いだろう。